スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか ワールドカップで日本が勝つためのヒント (ソフトバンク新書)
ユーザーの評価
育成年代におけるリーグ戦の重要性を改めて実感!
私は息子が地域のサッカーチームに入っていますが、試合が少ないことがずっと気になっていました。著者の、日本では公式試合がまるで「ピアノの発表会」のようになってしまっている状態。いつも試合な状態を維持するためには、リーグ戦が有効!という内容に大きくうなづかずにはいられませんでした。
先日放映されたヒデvs本田の対談の「練習は世界一、試合は下手」というヒデのコメントを見ても、「いつも試合な練習」をする、もしくは「子どももJリーグなどとと同じようにリーグ戦をやる」ことが、日本のサッカーを強くすることにつながるのではないか、と思えてなりませんでした。
指導者や、組織運営をする皆様はもとより、私たち保護者にも何かできるのではないか、と考えさせられた一冊です。
ちなみに、著者の本は全て読んでおりますが、村松さんの著書を初めて読む方には特にお勧めかと思います。2010-06-09
指導者の質を見極めるのに役にたちます
子供がサッカーをしているがサッカーには詳しくないプレーしたことがない人、お母さんにも読みやすい。以前の「テクニックはあるがサッカーが下手な日本人」より難しくなくまた村松さんの体験談やバルサスクールでの出来事などを交えてあって楽しく読めました。またたくさんのサッカースクールやチームが存在するがその指導がはたして正しい指導なのか考え、見極めたりするのに役に立つのではないか。2010-05-17
まず内容確認
前著「テクニックはあるがサッカーが下手な日本人」を読んだ人は購入不要。
内容ほぼ同じのため。私は先に「スペイン人〜」を読んで内容に満足したので、
その後前著を購入しました。とても後悔しています。2010-04-15
戦略的ピリオダイゼーションとは何か?
国内リーグの人気と実力とは裏腹に、長い間「無冠の帝王」と揶揄されていたサッカースペイン代表。だがその不名誉な呼び名も、一昨年の夏の欧州選手権をぶっちぎりで優勝したことで払拭された。そんな彼らの活躍を、指をくわえて眺めていた日本の多くのサッカーファンもこの著者のように思っていたはずだ。「なぜ体格的にはうちとあまり差のないスペインはこうして強いのだろう」と。
本書は、大学卒業後にスペインに飛び立ち10年以上もの間住むだけでなく、現地のサッカーの指導にも携わり、現在日本のバルセロナスクールのコーチをしている著者が明かす、(日本人と体格の変わらない)「スペイン人がなぜサッカーが強いのか」。
ソシオなどの文化的土壌も含め広くスペインサッカーを紹介する部分と、特にトレーニングの方法を日本のそれと比較する部分によって構成されている。前者を読めば、なるほどファンも選手も、子供の頃から呼吸のようにサッカーに接してきたかの国の文化的土壌を日本がまねするのには、一朝一夕の努力では叶いそうにないだろう。それだけに、後者のトレーニング的な内容では、スペイン的なメソッドを吸収する努力はぜひともしてみたい。詳細は本書を手にとってもらいたいが、日本に根付く、プレイ一つずつをモジュール化していく野球的な練習方法は、少なくともサッカーとは水が合わないのだろう。
しかし、著者が強調する「戦略的ピリオダイゼーション」というのが、具体的にどういったことなのか、そこが最後までわからなかったのが少し消化不良ではある。「サッカーはサッカーをすることで上手くなる」。なるほどそうかもしれないが、ならば実践形式の練習だけをすればいいということなのか。ここらへんは、著者自身も模索途中なのかもしれない。
ちなみに、同じくバルサのカンテラでの指導経験があり、現在日本の高校で指導するスペイン人も、奇しくも最近新書を書いている→史上最強バルセロナ著者とは練習方法についての意見が異なっているようだが、これはコーチごとに独自の方法論があるのもスペイン流であるという本書の記述の証左なのかもしれない。2010-04-03
サッカーは総合力と対応力
ゲームでは流れの中で状況が様々に変化し続けるため、対応力(切り替え)が高い方が
いいということを再認識した。今の状況から最適な意思決定ができているか考えさせられました。
サッカーってとても難しく感じることもあれば、イメージ通りにできた時は最高に気持ちがいいものです。村松さんの著作によりその仕組みを理解し、論理的に実践できるるように考えてみたいと思いました。
もっと若いときにこんな本に出合えたらなぁ・・・。2010-04-01

